筆記用具を適切に選んでますか？TPOに合わせて使い分けて印象良く
手書きをすることが少なくなって、どのような用事もメールやLINEで済ませていると文字を書くことが億劫になってしまうことも。また筆記用具を意識してそろえたり、筆記する目的によって選んだりということも少なくなっているのではないでしょうか？
新商品の紹介やセミナーの招待状など宛名などをどのように書くかで、印象が変わってきます。文字が多少下手でも味のある文字は、印象が良くなるものです。筆記用具を適切に選ぶだけで、差をつけましょう。
封筒に宛名書きする際に使うペンの太さは？
封筒に手書きで宛名書きをしていると印象が良くなります。たくさん封書を受け取る人は機械的に送られてくる封書は、開かないで捨ててしまうことも。その点、味のある文字で宛名が書いていると、内容を読んでみようと思うものです。
ペンの太さをきちんと選ぼう
普段会議などでメモ書きに利用しているボールペンでは、封筒の宛名書きには細すぎて貧相なイメージを与えてしまいます。特に、資料などを送付する際に使う定形外の大型封筒に宛名を書くには、バランスがうまく撮れません。
とはいえ、あまり太すぎると必要なことを全部記入できなくなる可能性も。宛先には住所だけではなく、会社名、部署名、役職名や氏名を記述する場合は、適切な文字の大きさとそれに合う太さの筆記用具が必要です。
封筒の大きさと書類で筆記用具を変える
読みやすいようにはっきりと楷書体で記入します。あまり太いペン先ですと複雑な漢字がうまく書けません。また書類や書状には、ご自分の文字をきれいに見せる適切な太さがあります。どのペンで書いた時が良いかいろいろな筆記用具を使って日頃から書いて見ることが大切です。
書状と封筒では、ペンの太さを変えましょう。書状はできれば万年筆を使うとていねいな印象です。また万年筆を使うと味のある文字になります。万年筆のメリットは滑らかさと筆圧によって太さが変わることです。ただし、使い慣れていないとなかなかうまく書けないかもしれません。普段から使うようにしたいものです。
もしボールペンを使うなら太さは0.7mmがよいでしょう。封筒の宛名書きは、1.6mm程度の極太タイプを使ってチカラ強い文字で送りましょう。油性インクなど水でにじまないタイプがおすすめです。
サインペンやマジックはNG
マジックで書かれた文字は、乱暴な印象を与えてしまいます。通販などではマジックが使われていますが、大切な取引先やセミナー参加者への封書にはもう少しエレガントな雰囲気を作ることが必須です。極太ボールペンを1本用意しておきましょう。
おすすめのボールペン・万年筆は？
字が綺麗に見える使いやすいボールペンや万年筆を紹介します。もちろん、書くときの癖や紙によって書きやすさが変わるので、いろいろと試してみてください。
パイロット万年筆カクノ
初心者におすすめの万年筆カクノ。ペン先の太さもいろいろあり、キャップの色もバリエーションが豊富です。オレンジ色、ブルー、ピンク、紫、グレイなどから好きな色を選びましょう。
グッドデザイン賞に輝く素敵なデザインで、握り心地もよく小学生からの利用をすすめています。値段も1,100円（2021年4月現在、税込）と購入しやすいのも魅力です。
プラチナ万年筆プレジール
本体も金属製でしっかりしたデザイン。ペン先の磨耗も少なく長期間愛着を持ちながら使える万年筆です。金属製ですが、カラーも豊富で持っているだけで楽しくなります。こちらのお値段も1,100円（2021年4月現在、税込）。カートリッジを入れたまま、1年間放置してもインクが固まらない耐久性の良さも自慢です。
Forestway ノック式油性ボールペン 0.7mm 黒
ノック式の使いやすいボールペン。油性インクでにじまないことも魅力です。
パイロットレックスグリップ(超極太)
封書の宛名書きにぴったりの1.6mmの超極太タイプのボールペンです。
筆記用具にこだわって良い印象を
筆記用具の選び方とおすすめの筆記用具を紹介しました。ほんのちょっとの心遣いで印象がぐっと変わります。メモを残すときにも、人柄の感じられる文字が書かれていると嬉しいものです。会議の議事録なども、手書きで一言添えらてもよいのではないでしょうか。
