オンライン会議の必需品?スピーカーフォンとは
いまや常識となったオンラインでの会議やミーティング。そんなオンライン会議を快適にしてくれると今人気なのがスピーカーフォンです。ハンズフリーかつヘッドフォンなどが不要で会話できることから、特に多人数のWeb会議やリモートワークにおいて重宝されるアイテムとなっています。
今回はそんなスピーカーフォンの選び方について紹介していきます。
スピーカーフォンとは?
スピーカーフォントは、スピーカーとマイクが一体化したオールインワンとも言える装置のこと。スピーカーフォンは特に複数人でのオンライン会議において、音声の向上や自然なコミュニケーションを促進する点で非常に有益です。ヘッドセットやイヤホンマイクは、1人でのWeb会議や音声入力作業などに適していますが、複数人での会議ではそれぞれが個別に接続する必要があるため、手間がかかることがあります。
また、スマートフォンのスピーカーでも音声は聞こえますが、音質がクリアでなかったり音量が低くなったりするほか、雑音も混じりやすいため、スピーカーフォンの使用が推奨されます。
スピーカーフォンの選び方
ここからは、スピーカーフォンの選び方を紹介します。価格やスペックもメーカーによって差があるため自分が求める性能を備えているか、しっかりとチェックする必要があります。スピーカーフォンを購入する際は、下記のポイントを中心にチェックすると良いでしょう。
ポイント①マイクの集音性
複数人が同じ場所から一つのアカウントでWeb会議に参加する場合、スピーカーフォンの集音性を確認することが重要です。高い集音性を持つスピーカーフォンは、広い範囲から音声を拾うことができ、スピーカーフォンから遠く離れた人の声も聞き取れます。
参加人数が数人の場合は、集音半径が3~5m程度、10人以上の場合は5~10m程度が望ましいです。
ポイント②マイクの指向性
指向性とは、音波や電波の強さや広がりが方向によって異なる性質のことを指します。 スピーカーフォンには、主に「無指向性」と「単一指向性」という2つの指向性があります。
無指向性のスピーカーフォンは全方向から音を拾うことができますが、単一指向性のスピーカーフォンは一方向からの音しか拾いません。 複数人で囲んでWeb会議をする場合は無指向性を、家庭のテレワークには単一指向性を購入することをおすすめします。
ポイント③ノイズキャンセリング機能
ノイズの多い環境でWeb会議を行う場合、ノイズキャンセリング機能を備えた製品を選ぶことが重要です。ノイズが取り除かれると、会話内容が明確になり、ストレスを感じることなく会議を進めることができます。
また、パソコンを使用してWeb会議を行う場合は、タイピング音やマウスクリック音が相手に不快感を与えることがあります。大人数での会議では、周囲からノイズを拾いやすい無指向性のマイクスピーカーフォンを使用することが多く、その場合もノイズキャンセリング機能が必要不可欠です。
ポイント④接続方法
Bluetooth接続
外出先でも利用できるスピーカーフォンは、Bluetooth接続が便利です。内蔵バッテリーを持っているため、コンセントに依存しなくてもどこでも使用できます。
また、ケーブル長に影響を受けず、遠隔地からでもスピーカーフォンを使用できるため、大人数のWeb会議にも適しています。ただし、有線接続と比べて接続が不安定になり、音声が途切れる可能性があることが欠点です。
USB接続可能なタイプは安定性があるため、セキュリティ上優れていますが、Bluetoothはコストパフォーマンスや携帯性に優れているため、適切な接続方法の1つと言えます。
USB接続
会議室に設置しているような限られた場所での使用には、USB接続が非常に便利です。Bluetoothのようなペアリング手順が不要で、プラグインするだけで利用できる手軽さがあります。 また、接続が中断する心配もなく、快適な通話ができます。 さらに、Bluetoothに比べて安価な製品が多く、購入しやすい点も魅力的です。
まとめ
上手に選ぶことで、グッとオンライン会議を快適なものにしてくれるスピーカーフォン。今回紹介したポイントをチェックして、使用用途にピッタリのアイテムを見つけてみてくださいね!