会議で発言が上手にできない!あがり症は日常生活で克服できる
会議が苦手で発言ができないという人が多いです。会議で自分の意見をしっかり発言すると仕事ができる人というイメージが定着します。仕事ができてやる気のある人と思われるために、発言嫌いを克服する方法を紹介します。
会議が憂鬱!どうしても発言が苦手
会議で上手く話せない原因と対処方法を紹介します。
会議で上手く話せない原因は?
普段話しているときと異なり、会議になるとちゃんと話せなくなるのはどうしてでしょうか。
- 会議で何を議題にしているのかわからない
- 勉強不足でわからない専門用語がある
- どのように話してよいかわからない
- 声が小さく、人前で話すことが苦手
会議で上手く話すために
会議のための資料を読み込んでいなかったり、事前に上司に質問していなかったりと、準備を怠っていると話せないのは当然です。会議の前にきちんと勉強しておけば気持ちも落ち着き、上がってしまうことが少なくなります。
話している途中で誰も聞いていないような気持ちになることがあります。自分は話が下手だから、どのように話してよいかわからないと悩んでいませんか?
話が長くなるとどうしても飽きてしまい、聞いてもらえないこともあります。話を短くして、ポイントをはっきりさせることが大切です。まず、結論から先に言うようにすると、何を話したいのか理解でき、話に集中してくれるようになります。
以上のようなことを踏まえると少しずつ、話ができるようになりますが、それでも苦手でどうしてもあがってしまうと言う方も多いです。
スポーツ選手と音楽家に学ぶ日常生活で気をつけること
いくら気をつけていてもやはりあがってしまうからと、会議の日が憂鬱な方。オリンピックに参加するようなスポーツ選手やコンクールに参加する音楽家も実はあがってしまうことに悩んでいます。
あがるということは、神経がピリピリしている状態で普段より集中力が強まり実力以上の結果が出る可能性があります。しかし、多くの場合胸が高鳴りすぎて、コントロールが難しくなることが多いです。
そのため、スポーツ選手や音楽家は日頃から上がらないように「科学的に」緊張を和らげる方法を試みています。
食事の内容でセロトニンを生成
神経が昂ぶるのは、脳内からセロトニンが不足しているからです。セロトニンとは、別名「幸せホルモン」と呼ばれる脳内ホルモンで、人の精神状態を左右します。ヨガなどのゆっくりした動きのエクササイズは、セロトニンを増加する効果が期待できます。
同様に食事でもセロトニンを生成させる成分が多いものを摂取することで、セロトニンを増やすことが可能です。セロトニンを増やす食物成分は、必須アミノ酸のトリプトファンです。
トリプトファンの多い食品は大豆製品や乳製品、穀類、ゴマなどです。大豆製品は豆腐や納豆、味噌など和食を取っていれば楽に摂取できます。乳製品のチーズやヨーグルトにはトリプトファン以外にも、カルシウムやマグネシウムが多くイライラしている気持ちを和らげてくれます。
良質の睡眠で気持ちを和らげる
睡眠不足になるとイライラし、集中力が欠けるようになり緊張しやすくなったという経験をお持ちの人も多いでしょう。睡眠不足のイライラは、さらに悩みを深くし眠れなくなってしまうという悪循環の原因です。
前項で紹介したように食事に気をつけセロトニンが生成されると、気持ちが落ち着き眠れるようになります。また眠れるように生活を工夫することが大切です。
ぬるめのお風呂に入って体をリラックスしてから就寝すると眠りが深くなります。あまりのぼせるほど熱いお湯ではない方がよく眠れます。
瞑想の習慣
ヨガなどをして瞑想すると、集中力が高まるとともに緊張がほぐれるなどのメリットがあります。そのため、上手く瞑想を利用すると気持ちが落ち着き、上手に話せるようになります。スポーツ選手や音楽家も瞑想をして、競技や演奏に備えているそうです。
瞑想は基本的には息の仕方です。鼻からゆっくり息を吸い、心の中でゆっくり10数えます。それからゆっくり吐き出しますが、そのときも10数えます。息の長さがわかったら数える必要はありません。
気持ちをコントロールして会議で発言
会議で上手に話すようになるために以下のようなことを気をつけましょう。
- 準備をきちんとする
- 話す場合はまず結論から話す
- 日常的に食事・睡眠を気をつけ、瞑想の習慣をつける
最初から上手に話せる人はいません。だんだん会議に慣れていけば自然に話せるようになります。