アイスブレイクで会議やセミナーを活気づけよう!具体的な活用例も紹介
セミナーや初めて会う人ばかりの会議など知らない人ばかりですと場が緊張して意見が出てこない場合も。場の雰囲気を和らげ、活性化させるために「アイスブレイク」が有効です。セミナーや会議は、参加者がリラックスして話しやすくなれば意見が飛び交い活性化します。今回はセミナーや会議を活発化させるために有効な手段、アイスブレイクについて紹介をしていきます。
アイスブレイクとは
アイスブレイクは英語ではアイスブレーカー(Icebreaker)。アイスブレイカーは、氷を砕く道具や砕氷船のことです。凍りついた雰囲気、つまり緊張した雰囲気を和らげて、参加者がセミナーや会議に参加しやすい状態に持っていきます。日本語ではアイスブレイカーよりアイスブレイクという方が一般的です。
セミナーや会議で参加者がウォーミングアップするため、活発なやりとりが実現し成功に導きます。
アイスブレイクのメリット
アイスブレイクをするメリットはたくさんあります。
- リラックスして意見を気軽に言えるようになり、セミナーが盛り上がる
- 参加者がお互いのことを知り、コミュニケーションが取りやすくなる
- 参加者が前向きにセミナーに参加できる
- 参加者同士に信頼関係ができ、次回のセミナーに一緒に参加
アイスブレイクを上手に使えるようになると、セミナーや会議で成功するだけではなく、顧客との商談などビジネスシーンでも活用できるため、ぜひ覚えていただきたいテクニックです。
アイスブレイクをするデメリット
アイスブレイクをするデメリットはありませんが、その場にふさわしいアイスブレイクを採用しないとうまくいかないリスクがあります。
- アイスブレイクは緊張をほぐすためのものですが、ある程度の緊張は必要な場合があります。緊張をなくなってしまいその後のアクティビティやディスカッションにまとまりがなくなってしまう場合があります。どの程度ほぐすかを見極めることが必要です。
- 緊張をほぐすためなのにかえって緊張させてしまう場合があること。目的や内容のわかりにくいゲームやジョークは、その場を取り繕うためにとりあえずほかの人と一緒に笑ったり参加したりします。しかし心から楽しめない場合があるため、できるだけわかりやすい、万人向けであることが大切です。
- ボディタッチのあるゲームは不快に感じる人がいること。アイスブレイクのネタはいろいろなサイトや本で紹介されています。中には手を繋いだり、肩に手を置いたりするようなゲームがあります。会社の集まりや初対面のセミナーなどにはふさわしくないゲームはしないようにしましょう。
アイスブレイクの例
それでは具体的にどのようなアイスブレイクがあるのかを紹介します。どれもシンプルで取り入れやすいものばかりですからぜひ活用してください。
自己紹介系
セミナーや初対面の参加が多い会議などでは、まず簡単な自己紹介から始まります。このときアイスブレイク的アクティビティーをプラスします。簡単なものではセミナーのテーマに関連することを自己紹介で一言。
- 「実は」を入れて自己紹介をします。一般的ではないちょっとした秘密をプラスした自己紹介で場が盛り上がります。
- 「二つの真実と一つの嘘」を混ぜて自己紹介をし、三つの事柄のうちどれが嘘なのかをほかの人たちに当ててもらいます。
- 二人一組で自己紹介をした後、参加者の前で相方の紹介をする他己紹介。
簡単なゲーム系
ゲームはわかりやすいこと、すぐに結果が出ることがポイントです。
- 後出しジャンケンは、二人一組でじゃんけんをします。一人が後から出し、必ず負けなければならないというルールです。シンプルでわかりやすいのにいざやってみると難しいゲーム。
- 1分を当てるゲーム。全員で目を閉じて、ファシリテーターが「ハイ」と言ってストップウォッチを押し、ちょうど1分になったと思ったときに手をあげます。誰が一番1分に近いときに手をあげたかで競います。
- そのほか簡単なクイズなども場がほぐれます。知識を必要とするようなクイズではなく、言葉遊びになるような、ちょっとひねればできるようなクイズがおすすめです。
アイスブレイクでセミナーや会議に活気をプラス
アイスブレイクにはこのほかにもいろいろなアクティビティーがあります。シチュエーションやセミナーのテーマに合ったものを探してください。セミナーや会議だけではなく、研修や講義にも利用できます。