研修を実施して離職率が低下する⁉︎オンライン・オフラインで充実
社員が入社したらできるだけ定着し新しい戦力になってほしいものです。しかし、近年新型コロナウイルスの流行が原因で、離職率が上昇していることが問題位なっています。人材は企業にとっての資産です。できるだけ離職率を少なくしていくことが、企業の成長にも繋がります。
離職率の多い企業は、コミュニケーションが少ないことや研修が少なく学ぶ時間がないといった原因が見られます。今回は、研修方法としてオンライン研修にスポットを当てて紹介します。研修を行うと業務効率やモチベーションのアップが期待できます。
オンライン研修の開催方法
オンライン研修はweb会議ツールである「Zoom」や「Microsoft Teams」などを使ってオンライン形式で受講できる研修です。
講師がスライドやビデオの画面を共有し、音声を使って説明する方法が最もシンプルです。
もっともシンプルな実施方法では、講師がスライドを画面共有しながら、音声での解説や画面操作によるLive講義を行います。受講生は疑問点があるなら、挙手ボタンやチャット機能を使って講師に知らせます。
オンライン研修のメリット
最近はコロナの影響もありオンラインでの研修が多い傾向です。オンライン研修のメリットを見ていきましょう。
場所を選ばない
オンライン研修は場所を選ばず、どこでも受けることが可能です。オフライン研修は、講師と受講生(社員)が同じ時間に同じ場所に集合する必要があります。現在は、ネット環境が改善されどなたでも基本的に快適な環境で受けられます。
疲れて出かけたくないときでも、シャワーを浴びてスッキリして受講できるのも受講者にとってメリットです。
移動時間の節約
移動に時間をかけなくてすむので、その分予習や復習に当てられます。特に遠方での宿泊しての研修であれば、会社も費用をかなり押さえることが可能です。
受講者の状況が把握しやすい
オンライン研修なら講師が一人一人の学習の進捗状況を確認できます。社員も質問しやすいので、疑問点を残さずその場で解決しやすいです。質問はチャット方式などやりやすい方法を用意しておくとさらにオンライン研修のメリットが高まります。
オンライン研修のデメリット
次にオンライン研修のデメリットを見ていきましょう。
環境が確保できない場合も
受講者は自宅で受講することがほとんどですから、ネット環境などの快適さは各受講生ごとに異なります。準備が難しい社員にはフォローが必要です。
受講者間のコミュニケーションが取れない
社員研修の目的は、社員同士のコミュニケーションの充実です。しかしオンライン研修では社員同士での交流が取りにくく、講師から社員への一方通行的な研修になってしまいます。社員同士のディスカッションも研修には欠かせません。しかし相手の反応がわかりにくく、建設的なディスカッションにななりにくい点がデメリットです。
オンライン研修では教えられないことも
例えば、社員の最低限のマナーレッスンはオンライン研修では教えにくいといえます。例えば名刺交換や来客応対のマナーなどです。オフラインの研修と組み合わせて実施することが理想です。
もちろん現在ではテレワークの普及によりオンラインでのマナー取得も大切になってきました。メールの書き方やオンラインでの名刺交換など新たなマナーが生まれています。オンラインでの所作はオンラインで学んだ方が効率的です。
離職率を下げるために研修を随時開催しよう
研修をすると社員のモチベーションを上げることができます。オンラインでもかなり効果が上がります。しかしたまにオフラインでの研修を交えることで、さらに効果を上げていきたいものです。オフラインでの研修には、コロナ対策をしっかりしている貸し会議室での開催がおすすめです。