新入社員必見！ビジネスマナーを身につけよう【名刺交換編】
新入社員として、多くの学生が社会への第一歩を踏み出す4月。新入社員研修などもあり、まずはビジネスマナーを最低限、身につけておきたいと考えている人も多いのではないでしょうか？
ビジネスマナーの第一歩目といっても良いのがこの「名刺交換」。新入社員として、今後営業や打ち合わせに同行する機会も増え、社外の人と会うことも多くなってきます。そこでまず行われるのが名刺交換です。学生の頃は名刺交換をする機会というのはほとんどなかったかもしれませんが、新社会人となったからには、マナー違反とならないようスマートに対応できるようにしたいですね。
今回はそんな名刺交換を新社会人の皆さん向けにピックアップします◎
名刺交換 基本のマナー
基本として、名刺交換は必ず立ち上がって行います。テーブルがある場合でも、一歩横へ出るようにし、テーブル越しで名刺を渡さないようにしましょう。名刺を渡す順番としては、目下の者もしくは訪問した者側から渡すようにします。
ステップ①名刺を準備しておく
まず名刺入れは手元に出しておき、すぐに名刺を取り出せるようにしておきましょう。名刺交換する相手が現れてから、カバンからゴソゴソ……というのはスマートではありませんね。また、ポケットや名刺入れから直接渡すのもNGです。
ステップ②名刺を渡す
名刺を渡すときは、名刺入れから取り出し、名刺入れの上に重ねるようにして胸の高さで持ちます。片手で名刺を持ち、もう片方の手は添えるような形で、軽くお辞儀をしながら「〇〇社 営業部××と申します。」というように、会社名や部署、肩書きとフルネームを簡潔に述べます。名刺を差し出す際は、相手の差し出している高さよりも低い位置で差し出すと、新入社員らしい謙虚さをアピールできるでしょう。
ステップ③名刺を受け取る
名刺を受け取る際は、必ず両手で受け取るようにしましょう。受け取る際は「頂戴いたします」と言いながら受け取るようにしましょう。受け取った後は、名刺を胸の高さで持つようにキープします。この時に、相手の名前や会社のロゴなどを指で隠してしまうと失礼に当たるので注意します。
また、名前の読み方がわからない場合は「珍しいお名前ですね、なんとお読みしますか？」「〇〇様とお読みすればよろしいでしょうか？」などと、その場で確認するようにしましょう。さらに、名刺自体に工夫があったり、凝ったデザインのものであれば、一言「素敵なお名刺ですね」などと添えると、かなりスマートな印象となりますよ◎
ステップ④受け取った後の名刺は？しまうタイミング
受け取った名刺は、すぐにしまってはいけません。名刺交換が終わり、着席したタイミングでも自分の名刺入れの上に載せておきます。名刺をテーブルから落としてしまうのは失礼になりますので、落とさないように注意しましょう。
名刺をしまうタイミングというのは、厳密に決まっているわけではないので、その場の雰囲気に合わせて行います。新入社員のうちは、まずはテーブルに出しておき、周りがしまい始めたタイミングで合わせてしまうようにすると、間違いがないでしょう。
また、打ち合わせや営業で、相手方が複数いる場合、役職や名前をすぐに覚えるのは難しいもの。その場合は、座っている順番に名刺を置いておくと、顔と名前を一致させることができますよ。その場にいる一番目上の人の名刺を、名刺入れの上に載せるようにしましょう。
名刺交換は第一印象を決める大切なもの。マナーをしっかり身につけておこう！
第一印象を決める名刺交換。ステップごとに記すと、複雑に見えるかもしれませんが、基本のマナーや流れを身につけてしまえば、スムーズに行うことができるようになるでしょう。
名刺交換は、ビジネスマナーの中でも基本中の基本となります。しっかり身につけて新入社員としての第一歩を踏み出せるようにしたいですね！
