研修は外注すべき?メリットとデメリットを考えてより良い社員教育
社員研修を外注でするか、社内で運営するか悩んでいる人事の方も多いのではないでしょうか?最近では「研修運営代行サービス」を利用するかどうか検討している会社が増えてきました。
今回は、研修を外注るすメリットとデメリットを紹介し、どのような会社が研修を外注すべきなのかを考えていきます。
これから研修をどのようにするかを考慮中の方は、参考にしてください。
研修を外注するメリット
- 担当者が自身の業務に集中できる
- 指導力があり知識のある指導者に来てもらえる
- グローバルな考え方を取り入れられる
- オンライン研修ならプロの講師がスムーズにできる
大企業以外で社員教育だけを専門にしている役職の人を置いている会社は少ないでしょう。そのため、研修となると別業務をもちながらも兼業しながら研修をすることが普通です。
そのため、担当者にとって研修の用意はかなり負担が大きいと考えられます。また経験はありある程度知識があったとしても、担当社員は講師としてはプロではありません。そのため、上手に伝えられない場合があると悩んでいる人が多くいらっしゃいます。
その点、外注で依頼する研修講師はプロですから、知識や経験、教える技術があります。専門性の高い知識を持っているため、質の高いクラスを提供できます。
公開型の研修なら、他社の社員との交流があり視野が広がることもメリットです。
また、最近ではオンライン研修をする企業も増えてきましたが、オンライン研修は要領がつかめないと何も学べないまま終わってしまいがちです。プロの講師なら、オンライン研修の参加者が集中できるないように工夫できます。
研修を外注するデメリット
- 費用がかかる
- 研修が社風に合わないかもしれない
研修を外注するというと最も心配なのはどの程度のコストが必要になるのかではないでしょうか?しかし自社でするからといって、無料でできるとは限りません。
自社で研修を用意すると担当者の負担が大きく、自分の仕事をこなさなくてはならないので残業が増えてしまう傾向にあります。残業時間が増えると、結局会社の経費が増えてしまうという可能性もあります。
担当者が残業をしなくてはいけないなら、そのぶん人件費が増えてしまうかもしれないのです。会社によっては外注することで、費用削減ができる場合もあります。
また社風に合うのかどうかも心配ですね?特に初めて外注の研修を利用する場合は多くの不安が残ります。
研修会社や講師に、研修目的や会社の理念について伝えておくことが必要です。研修を提供している会社は多くあるので、研修をカスタマイズしてくれるのかどうかを確認し、適切な研修サービスを選んでください。
研修運営を外注すべきなのは?
研修を外注した方が良いケースについてお伝えします。
専門的な知識をもつ人がいない
社内ルールや自社製品についてなどではなく、専門的な内容を含む研修であれば専門的な講師を呼んで研修をした方が良い場合もあります。
会社が人手不足
大手企業では、人材教育業務を実施している担当者がいますが、中小企業の場合他の業務を兼業していることがほとんどです。その場合研修担当者への負担が、精神的にも肉体的にも大きく、研修内容も中途半端になりかねません。
業務に支障が出るようなら、外注を考えましょう。
研修がマンネリ化している
研修がただの行事となっており、十分に知識を吸収する場になっていない会社もあります。研修によって、社員に刺激が与えられ会社全体の雰囲気にも活気ができます。
研修は場所を変えるだけでも効果的!貸し会議室を利用してみては?
研修を外注することのメリット・デメリット、研修を外注すべきケースを紹介しました。効果的な研修が実現できれば、社員のモチベーションアップにもつながります。
研修は場所を変えるだけでもメリットがあります。社員が精神的にもリフレッシュでき、効率的に学ぶことが可能です。
効果的な研修で、会社のステップアップを実現しましょう。