会議中なのに…眠い！原因と対処法を解説
「大事な会議中なのに、眠い…！」そんな経験誰しもあるのではないでしょうか。重要な会議と分かっていても、上司と一緒に出席していても眠くなってしまうってことありますよね。今回はそんな「会議中に襲ってくる睡魔」の原因と対処法を解説していきます！
そもそもなぜ会議中に眠くなるのか
「今日は重要な会議、しかも直属の上司も参加してるし…」そんなときに眠くなってしまうなんてことは避けたいですよね。あくびをしてしまったり、船を漕いでしまったり、上司に注意されたり…そんな経験があるという人もいるかもしれません。ここからは、そもそもなぜ寝てはいけないと分かっていても会議中に眠くなってしまうのか、その原因を解説していきます。
原因①睡眠不足である
当然とも言えるかもしれませんが、睡眠不足では仕事中や会議中に眠くなるのも仕方ないかもしれません。中には、十分な睡眠時間をとっていても、実際には睡眠の質が悪かったり、眠りが浅かったりして自覚はなくても十分に脳や体が休めていないというケースもあります。
日本人は世界的に見ても、特に睡眠時間が短く「睡眠負債」を抱えているとも言われています。「そういえば、寝起きから疲れている」「十分に寝ているはずなのに、日中眠い」という場合は、睡眠不足が原因という可能性があるでしょう。
原因②副交感神経が優位になっている
会議室では快適に過ごせるよう保たれた室温で、長時間座り体を動かすことができません。このような場合では、体がリラックス状態になり自律神経である副交感神経が優位になってきます。体の状態が、心臓の動きを活発にして活動的になる交感神経から、脈拍や血圧が緩やかになり体が休息モードになってしまう副交感神経へと傾くことで、眠気が誘発されている可能性があるでしょう。
原因③室内の換気が十分でない
会議室では、窓やドアが締め切られた状態で複数の人が集まっていることがほとんどでしょう。そんな中、会議が活発になり議論が深まってくると、会議室内の二酸化炭素濃度が上がり集中力や思考力が低下してしまうことが分かっています。そうなると頭がぼーっとしてきたり、眠気が出てきてしまう原因となり得ます。
現在は新型コロナ対策などで換気が十分にされている会議室がほとんどかと思われますが、もし換気が十分でないと感じる場合には、窓やドアを開けるなど対策をしてみるのも良いでしょう。
会議中に眠い！気軽にできる対策は？
会議中ならではのさまざまなことが原因となり、起こってしまう眠気。「大事な会議中に…眠い！」感じることがないように、気軽にできる眠気対策を紹介します！
対策①紅茶を飲む
眠気覚ましに効果的な飲み物といえばコーヒーを想像する人も多いかもしれませんが、実は紅茶の方が眠気を覚醒してくれるカフェインが豊富に含まれています。コーヒーや紅茶が苦手という場合は、玉露などの緑茶にもカフェインが豊富なので、好みに合わせて会議中の飲み物を工夫してみるのも良いでしょう。
対策②短時間の仮眠を取る
普段から眠気が起きやすい、睡眠不足を自覚しているという人は、昼休みなどの時間を利用し15分程度の短時間、仮眠を取るのがおすすめです。熟睡してしまわないよう、リラックスできるソファや椅子などに腰掛けて短時間の仮眠を取ると、頭がスッキリしその後の仕事の効率が上がるという研究結果もあるほど。
この場合は、長時間眠ってしまうのは逆効果なので、あくまで短時間という部分をポイントにぜひ試してみてくださいね！
対策③会議へ積極的に参加する
積極的に会議へ参加し、発言するのが一番の眠気対策と言えるかもしれません。長時間、会議の内容を聞いているだけではどうしても眠気が襲ってきます。会議で積極的に発言する立場であれば、程よい緊張感も生まれ、交感神経が活発になるでしょう。
また、積極的な発言で有意な意見を提案できれば、上司にも一目置かれるかもしれませんね！
まとめ
会議中の眠気には、誰しもが一度は悩まされた経験があるでしょう。今回紹介した対策を取り入れ、スッキリした頭で会議に望めるように工夫してみてくださいね！
