研修場所はどこでするのがベスト？貸し会議室と他のレンタルスペースを比較
研修をする場合、まず研修の種類によっても研修場所は変わりますが、一般的にホテル、セミナーハウス、貸し会議室の利用が一般的です。研修に利用されるレンタルスペースを比較し、それぞれのメリット・デメリットから研修の種類によってぴったりの場所を選びます。
ホテル
ホテルといってもビジネスホテル、シティホテル、リゾートホテルとホテルにもいろいろな種類があり、目的や研修を受ける人のタイプや予算で異なります。ビジネスホテルでの研修は宿泊パックプランなどを利用できるため、支社など各地から来る人を受け入れるような研修に向いています。
メリット
ホテルは種類が多く、また各地にあるため選択の範囲が広く、目的や利用者にぴったりの施設が選べます。研修以外のアクティビティーに対応でき、グレードの高い食事も用意してもらえます。また、24時間スタッフがいて、問題が起きた場合や緊急で必要なものが生じた時に対応してもらえることもメリットです。
デメリット
リラックスしすぎて厳しい研修にはあまりフィットしません。研修場所が宴会場などを兼ねているレンタルスペースは、設備に問題がある場合も多いです。例えば、照明が書類を読むためには暗すぎる可能性も。
セミナーハウス
セミナーハウスは、研修を受けるための施設で、「学生セミナーハウス」と呼ばれるセミナーハウスは特に学生のセミナーに利用されています。大学が運営している場合もあり、その場合は学生しか利用できない施設、社会人も利用できるが利用料が割り増しになる施設などそれぞれのセミナーハウスで利用できる範囲が異なります。
利用規定もそれぞれのセミナーハウスにより異なるため、利用を考えている場合はきちんと確認しておきましょう。セミナーハウス内での飲食を禁止している場合があるので、懇親会なども同じ場所でしようと思っている場合は注意が必要です。
メリット
宿泊・食事が施設内でできるため、数日にまたがる研修には便利です。セミナーハウスは研修やセミナー専用に作られた施設ですから、研修に必要な備品が全て揃っていると考えて間違いありません。環境も研修にぴったりな場合がほとんどで、集中して研修を行えます。
デメリット
利用規定もそれぞれのセミナーハウスにより異なるため、利用を考えている場合はきちんと確認しておかないと困った状況になる可能性があります。夜遅くの活動が禁じられている施設もあります。またセミナーハウスによっては施設内での飲食を禁止している場合があるので、懇親会なども同じ場所でしようと思っている場合は注意が必要です。
貸し会議室
貸し会議室は、会議・セミナー・研修などに利用される貸しスペースです。都心にたくさんあり、気軽に借りられます。時間を区切って借りられ、必要な時間だけ確保可能です。
メリット
貸し会議室は各地にあり、駅に近い貸し会議室が多いため、アクセスが良く各人が参加しやすいシチュエーションです。
貸し会議室は基本的に研修やミーティングのための施設ですから、研修に必要な設備や機器類が充実しています。研修に参加する人数や目的によって会議室が選べます。収容人数も4人程度の小さな部屋から何百人の大ホールまでさまざまです。
予算に合わせて会議室を選べ、必要な時間だけ借りられるため、場合によってはかなり経費を抑えられます。
デメリット
飲食物を持ち込めない貸し会議室もあるので、借りる前に約款をきちんと確認することが必須です。弁当手配可、ドリンク手配可の場合もあります。
スタッフが常住していない貸し会議室があるので、その場合は一通りの備品をきちんとチェックし研修中にトラブルが起きないようにしましょう。宿泊する人がいる場合は、別に宿泊施設の確保や宿泊する人へのケアが必要になる場合もあります。
研修の目的や種類に合わせてレンタルスペースを決めよう！
研修の目的や種類に合わせ研修のスケジュールを立てておきましょう。研修会の後、懇親会を実施するかどうか、どこでするかなどをきちんと決めてからレンタルスペースを探しましょう。
宿泊する人がいない場合は、貸し会議室が目的に合ったアクセスの良いスペースを見つけやすく、研修のための設備も整っているためおすすめです。使用したい駅や部屋の大きさでネットでも探しやすいこともメリットです・
